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今日は少し前に請求していた診療情報開示の許可が下りたということで、以前通院していた大学病院に行ってきました。「カルテ開示」なんて普通はあまり経験しない事なので、せっかくですからどんな感じだったのか書き留めておこうと思います。



請求方法と受け取り

カルテ開示請求の方法は、私が説明するのもおこがましいほど簡単です。
私はコピーを依頼したので、コピーの場合で説明すると、

1. 病院に行き「カルテ開示をして欲しいです。」と受付に言う。

2. 担当の方がカルテ開示について説明をするので、納得が出来たら書類に
 必要事項を書いて提出する。

3. 病院長の許可が下りたら連絡がくるので、約束の日時を決めて受け取りに行く。

4. 内容を確認して、問題がなければ受領書にサインをして支払いをする。

とっても簡単、4ステップでした。

病院長の許可というのは、開示をお断りする理由に「開示が原因で心身の状況を
 著しく損なう恐れがあるとき」
など何点かの項目があるからです。

・開示請求が出来るのは基本的には本人ですが、様々な事情により代理人が請求する
 事も出来ます。

・必要なものは身分証明書くらいです。診察券はなくても問題ありません。

・カルテの保存義務は最終診察から5年ですのでその期間であれば申請が可能です。

私の時には請求してから許可が下りて受け取るまで、1ヶ月位と説明がありましたが、実際には2週間で受け取る事が出来ました。



開示料金

開示料金は病院によってだいぶ差があるようですが、私の病院はこの位でした。

・開示料金:約5000円

・コピー:診療情報(白黒)1枚につき約50円


他に比べると少し高めみたいです。
コピーでなく閲覧だけですと、1時間につき約5000円で閲覧させてもらえるそうです。私は7年半の間毎週1回ずつ通っていたので、途中で電子カルテに変わっていたりして値段が結構かさみましたが、コピーしたものをきれいに製本して下さったので、まるで自分史を読んでいるようで面白かったです。



複数科の請求もOK

せっかくなので、当時不安による動悸の症状があって循環器内科の受診を勧められた際のカルテと検査結果もコピーしてもらいました。大きな病院では、院内で受診したものなら関連のある他科のデータも取り寄せられるので助かります。


カルテ開示を請求した理由

私がカルテ開示を請求した理由というのは、以前の病院には7年半通っていたため、新しい主治医になるべく今までの自分の情報を正確に伝えたいという気持ちがあったからでした。

新しい病院での初診の問診は、生歴から家族構成に病歴と最初からお話ししなければならない為、1時間位かかりました。それでもお互いにまだ診察のやり取りに慣れていないせいか、ひとつの症状を話すのに、以前はいつ頃のこんな時に同じような症状が出たというようなことから話していかないと、なかなか把握してもらいにくいため、診察のたびにとても歯がゆい思いをしていたのでした。



カルテ開示のメリット

いくら診断書や紹介状があったとしても、病院が変わってしまえば前の主治医と新しい主治医との連携というのは一般的にはほとんどないのが実情です。
長い経過を辿った患者側としては、自分の記憶と前の主治医に言われた言葉を頼りに、また一から説明していかなければならない煩わしさは、何よりストレスになります。そんな時にふとカルテ開示という制度があったのを思い出したのです。
この制度を利用したことは、私は正解だったと思っています。


実際の中身は

初めは精神科のカルテなんて処方薬の内容しか書かれていない「お薬手帳」みたいなものなのかなあと、昔勤めていた頃の病院にいたやる気のないバイトの先生のカルテ(精神科の先生ではない)を思い出しながら想像していたのですが、思ったよりも簡潔で的確な言葉で書かれているのには少し驚きました。

前の主治医は私に「今あなたはこういった状態です」だとか「あなたの病名は◯◯ですよ」などということはほとんど言わない人だったので、正直自分は今どうしてこんな症状が起きているのかが、よく分からない時期もありました。
そんな風に自分では人に説明の出来ない部分を知ることが出来た事は、とても大きな収穫です。


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以上、私が行った方法についてまとめてみました。
カルテ開示が必要になる理由は、私のような場合以外にもいろいろあると思います。
実際にカルテ開示を行う機会というのはあまりない事かも知れませんが、何かのきっかけで必要の際にはぜひ参考にしていただけたらと思います。