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どんな薬もそうですが、出会いって大事です。出会った時の自分の状況がどんなだったかによって、その薬への印象は大きく変わります。いえホント。



ラミクタールと出会う前

私がラミクタールと出会ってから、もうすぐ2年になります。
その出会いは非常に華麗でした。いやもう私達の出会いは運命ではないかとさえ思ったほどです。

あまり詳しくは話せませんが、その時の私はもう後がない絶体絶命の危機の中にいました。頭の中ではすでにあの世へのカウントダウンが始まっていて、とにかく切羽詰まった状況でした。


医師への不信感の中で

あれだけの大きなうつと不安状態は本当に久しぶりだったため、相当うろたえていたのですが、主治医は大人の事情とやらで入院させてくれないばかりか、セロクエル単剤で乗り切る方針でいたのです。

双極性障害のうつにセロクエル単剤という治療方針が決して間違ったことではないことは分かっていたのですが、恐怖の不安発作を目前にもがいている自分には、主治医は鬼のように見えました。

普段は主治医に意見なんて恐れ多くて言えない私なのですが、その時は恐れているような場合ではなく、でも小声で「ラミクタールを試したい」と言いました。

そもそもどうして今まで双極のうつで長く治療を受けている私に、ラミクタールを処方しないのかずっとそれを不思議に思っていて、不信感が募りに募っていたところでもあったからなのでした。


そうして紆余曲折を乗り越えて、ようやく私はラミクタールとの出会いを果たしたのです。

funny-colorful

うつが去っていった

初めは少量の25mgから徐々に徐々に増量されてゆき、200mgまで来た頃には、憑き物がとれたかのように、あっさりと私の前から嵐が去りました。

「なんで早く処方しなかったのよなんでよもうー!」

自分で言い出さなかったら今頃どうなっていただろうかと、想像するだけでいまだに身の毛がよだってしまいます。恐ろしい。。。

出会いがそんなわけだったせいで、すっかり私はラミクタールの虜になってしったのでした。


単剤処方での生活

リチウムやセロクエルの単剤処方は残念ながら私には合いませんでしたが、ラミクタールの力には本当に感服です。200mg単剤で穏やかに、小さな夢も実現させて感無量な1年半を過ごすことが出来ました。

かと言ってハイになるわけでもなくです。

今年の冬は残念ながら200mgでは乗り越えられなくなり、300mgから400mgと量も増えましたが、単剤っていうのはシンプルで気持ちが良いんですよね。

冬までの調子が落ち着いていた時期は、1日に1度寝る前に服用する時まで、病気であることすら忘れてしまっていたほどです。


寛解の維持は難しいけれど

双極性障害は波のある病気なので、ずっとこのままの調子が続くというわけには行かない事は承知しているけれど、言葉にならないほどに辛かったうつ状態から無事に生還出来たのは、ラミクタールのおかげです。

そして長い人生から見ればたったの1年半程ですが、家事や身の回りの事が自分で出来るという人並みの日常生活が送れたことは、大きな自信にもつながりました。



そんなわけで私はラミクタールの信者であり、ラミクタールファンクラブの永久会員になることを誓っちゃいます!笑