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毎年3月30日は、世界双極性障害者デー(World Bipolar Day) の日と定められています。
この世界双極性障害者デーが制定されたのは2014年のことです。

まだたったの2年です。

国際協力を通じて世界中の人々が双極性障害への理解を深め、社会的スティグマを排除することが世界双極性障害者デーの目標です。

この日は、おそらく双極性障害であっただろうと死後になって診断された、ゴッホの誕生日なのだそうです。覚えやすくていいですね。

日本でも2015年からWBDにちなんで、双極性障害への理解と認知に向けて活動を始められたようです。

ノーチラス会のホームページを見たところ、今年は3月27日に世界双極性障害デーフォーラムが都内で催されたので、参加された方もいるかと思います。




NO LETTING GO

アメリカではイベントとの一つとして、オークランドのピッツバーグ大学で映画を上映するようです。参照ページはこちら


「NO LETTING GO」というこの映画、オンデマンドリリースが3月30日とあって、まさしく「世界双極性障害デー」のタイミングに合わせた感じがしますね。日本語だと「手放さないで」もしくは「あきらめないで」のような意味合いでしょうか。
オフィシャルサイトはこちら

この映画は、不安、うつ、気分障害を抱えた息子ティモシーという主人公とその家族の物語です。彼の病状がますます悪くなるにつれ、両親は家族の人生を変える難しい選択に迫られることになる...とストーリーには書かれていますが、いったいどんな映画なのでしょう。

トレーラーを観ると、実話がベースになっているようですね。気迫を感じる作品です。

日本でもぜひ上映して欲しい興味深い作品です。



オフィシャルトレーラー(予告編)




私達はいったい何をすればいいの?

私達が、世界の人々に双極性障害への理解を深めてもらうために出来る事とは、いったいどんなことなのでしょうか。

私は何となくなのですが、「世界双極性障害デーには、プラカードを持って皇居か国会議事堂の周りを練り歩く?」というイメージがありました。

でも実際にはそういったイベントへの参加依頼がなかったので少しホッとしました。

この日は同情を求めるイベントでは決してないということなのですね。



とりあえず考えてみる

では個人として、何をすればいいのでしょう。

そんなことを聞かれても、正直私もよく分かりません。
というのも今までの私は、自分の症状の悩みで頭がいっぱいだったからです。

自分の病気を大きく公表して、国民の意識を変えるべく日本中を奔走するような志の高いことは、とても出来そうもありません。

ですからそういった事を実際にされている方達は、本当に素晴らしいことをしていると心から尊敬し、そして感謝しています。


この設立してまだ日の浅い世界双極性障害者デーを、世界中は無理でもせめて日本人には少しでも理解してもらえるように、私達ひとりひとりが出来ること。

せっかくなので昼ドラは録画して後で観ることにして、今日はひとりでじっくりと考えてみました。




ちょっとだけ思いついた

がしかし考えてはみましたが、残念ながらやはり凡人には難しかったです。

ですが、ただひとつ思ったことがあります。

それは、私達が同じ病気を持つ仲間達だけで、苦しみを共有し合う時代はそろそろ終わりにしても良いかも知れないということです。

仲間内で語り合い続けるだけでは、社会的に認知をされる日は遠いのかも知れないと漠然と思ったからです。


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よくよく考えてみたら、全くもって志の低いこの私がこのブログを運営し始めたのは、サブタイトルにもありますように「当事者の視点」で双極性障害について考え、そして伝えていけたらという思いが自分の中に生まれたからでした。

当事者の視点でこの病気を語るということは、治療を行う医師、それからサポートする家族や友人、そして会社の仲間達が私達を理解するのに、大いに役立つのではないかと当時は思ったからなんですね。


望んだわけでもないのに運悪く罹患してしまった私達が、暮らしやすい社会を手に入れるためには、仕方がないけれど自分達でなんとかしなくてはならないようなのです。

「世界双極性障害者デー」という名称は、まさしく私達のために作ってくれた日でもありますし。




世界中の仲間とともに

もちろん、早くこの病気の原因と診断、治療方法が明らかになることは、他の何よりも一番大事なことだと思います。

解明させるよう尽力してくださっている方々にはとても感謝しています。

当事者をサポートしてくれる方々の活動も、大変心強く頼りになります。

本当にありがたいことです。

毎日様々な症状に苦しんでいるのは、決して私だけではないと思いますが、せめてこの日だけでも世界で6000万人といわれる同病者達と、目に見えない繋がりを感じられたらうれしいですね。

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。