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今現在、私はストレスがとても少ない生活を送っています。

病気になって闘病生活を続けるうちに、社会的な活動が極端に減り、人付き合いも限定されるようになったのが大きいと思います。

無理をしなくては付き合えない、しがらみのある人間関係がほとんど無いというのは、本当にありがたいことです。





仕事をしていた時には、しがらみだらけで人間関係を円滑にするために費やす時間が圧倒的に多かった気がします。

そういった付き合いが全てダメだったかと言えばそうではなく、しがらみから人間関係を学ぶこともあったのは確かです。

けれどうつ状態になってからは、そんなことは言っていられなくなってしまいました。





私の場合、仕事ではどんな時でも意識してテンションを上げるので、仕事関連の人間関係は広く浅く、他職種の人達との繋がりも進んで楽しんでいる方だったかと思います。

けれど元々は大人しく人見知りなので、プライベートでの交友関係は狭く深いです。誰とでも深く仲良くは付き合えません。

両手を広げた中に収まる程度の、少ない人達との人間関係を大切にし過ぎるあまり、人数を増やすとキャパをすぐに超えてしまうのです。

けれどその性格のおかげで、今は少数の付き合いたい人達としか付き合わない、ごくシンプルな人間関係を保つことが出来ています。

ストレスの少ない生活というのは、仕事に関連する所も多いです。病気になってから仕事への執着を断ち切ったおかげで、働き方も人間関係もすっかり簡素になりました。





他の社会的な面としては、地域との繋がりなどがそれにあたると思うのですが、そこは都市部で暮らしているのと家族がいないというおかげで、ほとんどストレスはありません。なさ過ぎるくらいです。

発症したばかりの頃は多くのしがらみが本当に重くのしかかっていて、背中に抱えたものをすべて捨ててしまいたいと本気で思い、実際に捨ててしまったこともありました。

けれどそうしたことによって、自分に必要なものと不必要なものの区別がはっきりと分かり、今は捨てたものの中から必要なものだけを拾い直して生活しています。

病気になったおかげで人間関係を整理することが出来、とてもシンプルになりました。

病気になって良かったことなんて何もないなんて思って暮らしていましたが、ストレスの少ないシンプルな生活を送ることが出来るようになったのは、まさしく病気のおかげと言えます。






私の場合、人間関係で心が大きく波をうってしまい、生活に支障が出てしまうことが度々あります。それが自分ではコントロール出来ないことは最初から分かっているので、新しい人間関係で感情が大きく乱されないように日常生活では気をつけているので、どうしても交友関係は狭くなります。

けれどそういう狭い交友関係を保ってくれている友人達のおかげで、私のストレスは発散出来ているので、周囲の人には本当に感謝しています。



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大抵の人は、家族や仕事、地域の付き合い、友人関係など、多くのしがらみの中で、楽しいこともある反面、煩わしさを感じながら暮らしていると思います。

でもそれは決して悪いことばかりではないことは、一人になれば嫌でも気付くはずです。

いざという時に頼りになる反面、普段は煩わしいものに家族というのがあると思うのですが、もし私に家族の存在というものがあったとしたら、今のシンプルなストレスの少ない生活をどんな風に感じているかは疑問です。

煩わしいけれど頼りにもなる、かけがえのない家族がいる人達にとっては、私のような簡素な人間関係の中で暮らす人は、気の毒に見えるかも知れません。






一人で生きる覚悟をした、帰る場所のない私にとっては、家族は羨ましい存在ではありますが、とは言え今の自分に置かれた環境の中では、ストレスが少ないという点で一番ベストな暮らしだと思っています。

すべてを手に入れることは難しいですが、しがらみが少ないという点で満足出来ているので、そこは良しとすることにしています。