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精神疾患を抱えた人の中には、「伝えることが苦手」な人が多いように感じます。今日は、「調子が悪い」と人に言えない自分の気持ちを振り返ってみました。




双極性障害という病気が見つかり、生きにくさの原因が分かった時には、力が抜けてホッとした気持ちになりました。

「今まであんなに辛かったのに、服薬もしないで人と同じように働いて来られて、本当によく頑張った」と思いました。


学生の頃から学校に通うだけでも身体が辛い中、うつ状態であるとは気付かなくて、周囲の元気な友達に調子が悪いと悟られないように、必死でみんなと同じように部活やバイトもこなしていたのを思い出すと、今でも涙がこみあげます。


その頃から、「人にネガティブな話をすることはいけない」と思うようになりました。


暗い表情をすると周りに気を遣わせてしまうから、必死に笑って明るく見えるように涙ぐましい努力をするようになりました。

それはいつしか習慣になり、人前で具合の悪い所を見せないことにかけては誰にも負けないパーフェクトな自分が今もここにいます。

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調子の悪さを訴えてみたいとは思うのですが、伝え方が今でも良く分かりません。

風邪などの身体の調子を訴えるのはそれほど難しくはないのですが、精神疾患に関する症状だけは、本当のことを言っても「心の弱い人」と思われるのが怖いのです。

たとえ勇気を出して話したとしても、わざとらしい、大げさだと思われるだろう、という考えが前面に出てしまい、話の切り出し方や表現の仕方などをシュミレーションするだけで疲れきってしまいます。


要するに他人の評価を気にしてしまうんです。


そんななので、話を聞こうと耳を傾けようとしてくれる人に対しても、本心を見せることが出来なくて「調子が悪い時もあるけど、今は元気だよ」と言うのが今でも私にとって精一杯の調子の悪さアピールです。




他人の評価を気にするのと同時に、「この辛さが人に分かるわけがない」という諦めの気持ちが強いというのもあると思います。


それは「人を信用していない」ということなのかも知れません。


「自分の心の奥には、絶対に誰にも近寄らせたくない」というバリアのようなものが、私にはあるようです。

「人に弱みを見せたくない」「誰にも自分をコントロールされたくない」という気持ちは、もしかすると血縁者から無条件に愛されたことのない自分の、他人への警戒心なのかも知れないです。




それは裏を返すと「分かって欲しい」「助けて欲しい」という訴えなのでしょうか。その辺りは、今の自分にはまだよく理解出来ていません。