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ネットの中に長く滞在していると、どうしても疲れが出て来る。

私もここの所疲れが溜まっているなと自覚するようになり、意識してオフラインの時間を増やそうと、いろいろ工夫をしていた。

スマホからSNS系や、どうしても必要とは言えないアプリを消して、本来の電話としての役割に戻ってもらったり、寝る前にスマホを見ないだけでなく時計代わりにもさせないために、夜中でも見やすい明かりのつく置き時計を買ったり。

KindleもPaperWhiteにした。暗い所でも本が読めるように。ベッド周りからスマホをなくして、寝る前はスマホではなくKindleで1時間ほど読書。

出かける時も、電話としてだけの役割に戻ってくれたスマホなので、電車の中でも気が散らなくなった。

結局私の生活に1番必要なのは、本とノートとペンだってことがはっきりした。その他にカバンに入れておく物は、財布とSuicaとipodくらいだろうか。

15年くらい前の生活に戻った感じなのかな?もっと前?

オフラインの時間を楽しむために、部屋の中も工夫した。窓際の光が射す場所にソファーと小さなテーブルを置いて、窓の外に見える空を眺めながら本を読んだり、何か書き留めたり。

部屋から見える青空も素敵だけれど、夕暮れに染まる富士山を眺める時間は最高だ。太陽が沈みきるまでの空の変化を楽しむひと時は、マインドフルネスの時間にちょうどいい。

感覚を楽しみたくて、冬の殺風景な部屋に花を飾った。生花の香りは私の心を柔らかく、そしてみずみずしさを取り戻してくれた。


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犬の散歩ほど有意義なオフラインを楽しめる時間はない。

暖かい陽射しに冷たい風が心地いい。今日はどこに連れて行ってくれるのかなあと、夢中になって匂いを嗅いでまわる犬の後ろを歩きながら、愛くるしい動きを目を細めながら見る、まるで祖母が孫を見るように。

オフラインを楽しむなんて、そんな言葉を呟くあたりがそもそもおかしい。SNSを離れると幸福感が増すなんて、そんな現象自体が変だ。

15年前はそんなに幸せだったのか、考えてみたけどそんなこともないと思う。でもネットから離れた時間がこんなにも充実していると感じるのだから、やっぱり幸せだったのかも知れない。

幸せっていうのは、当たり前の日常のことを言うのだろう。これはかなり確信していて、そのことに気付けたのは、結局はインターネットのおかげのようだ。